笑顔
無理やり顔の体操をしています。
つらいときでも口角を上げて笑顔を作ると、脳が錯覚してくれて幸せな気分になる、というのを信じてのことです。
うつむいてため息をつき、目元も力なくどんよりとしている。
確かにこんな状態では幸せになるものもなれない。
実際、思っているよりも顔の筋肉は凝っています。
若い時は張りがあるのでむくみの方が気になります。
しわになるのが気になり、笑わないようにしているなんて子もいました。
齢を重ねた今思うのは、表情の豊かさは心の豊かさにつながるのです。
表情筋を使わず、顔の輪郭が崩れてくるととたんに印象がぼやけてきます。
眼に光があれば生き生きとした表情になります。
自分の好きな表情や、無意識にしている表情は固定してしまいます。
舌を口の中で動かすだけでも、口の周りの筋肉を使っていないことがわかると思います。
老人になり、口腔ケア体操をとあせるまえに、健康のため美容のため笑顔をつくっていきましょう。