親を許すか許さないか。

かなりの人が悩んでいることだと思います。

親との関係がうまくいっていないと感じている人が私の周りにもいます。

 

ある時、

「亡くなった親を許さなければならないのか?」

と、聞かれました。

私は、

「許さなくていい。最悪な親と思ってていい。自分が死ぬまでの間、気持ちが変わるかもしれないけれど、変わらなくてもいい。ただ、「最悪な親」と思うところで考えるのは止めればいい。そこから先は考えない。」

と、言っていました。

あとで考えたら、これらは自分への答えでもありました。

私自身、割り切れない思いが残っていました。

図らずも、質問に答える形で自分への答えになっていたのだなと。

死者に鞭打つのもと躊躇していましたが、生きているもの優先でしょう?

 

亡くなった親に限らず、今生きていようが、離れていようが、許したくないのなら許さなくていい。

そこに捕らわれてしまって、余計に生きづらくなってしまうのは止めた方が良いと思うのです。