抱負

まだ電車は空いています。

午前中はまだのんびりとした雰囲気でした。

午後からは慌ただしく、休み明けの頭には少しきつい一日となりました。

 

一年の抱負を考えることもできず、去年の、その前からの人生を振り返っていました。

詩人の伊藤比呂美さんの言葉に、「私は私」という言葉があります。

初めて目にしたとき、わからないなあと思いました。

こんな達観したような考えに至るんだろうか?と。

今、うすぼんやりながら、自分でも繰り返しつぶやくようになりました。

 

私は私です。

それ以上でもそれ以下でもない。

今までよく頑張った、頑張った。私なりによくやった。

また一年頑張ろう。

私なりに生きていこう。

風邪

風邪で体がガタガタになってしまいました。

秋から色々頑張りすぎたようです。

秋だけではありません。

この3年間は、私にはとてもキツイ日々でした。

試練という言葉がぴったりでした。

 

新しく始めたこともたくさんあります。

趣味でやっていたタロットで、人を占うようになりました。

いろいろな教室にも通い始めました。

 

自分のことを知り、自分について深く深く考えるようになりました。

自分自身を褒めるようになりました。

 

来年はどんな年になるのでしょうか??

どんな年にするかは私自身が決めるのです。

 

山伏②

先達となる山伏は、当然現役の方です。

私たちはかつての修験の山に向かいました。

 

私自身運動は苦手です。

体力もなく、山登りなんて家族旅行で登ったことがある程度です。

体力の無いものは、列の一番前に並ばされます。

ただただ付いていくのに必死でした。

その時の写真を見てみると、杖にしがみつきぐったりした私の姿が映っています。

 

一汁一菜の夕食後に就寝。

次に日のまだ暗い時間に起こされ、冷たい池に入る修行でした。

山伏①

かなりの大昔に、山伏の体験修行をやったことがあります。

いまでこそ滝行や写経といったプチ修行をやっているところは増えましたが、その当時、一般に開かれたものはほぼ見当たりませんでした。

 

最初は単なる好奇心でした。

身近ではあったけれど知識もなく、ほら貝のイメージしかなかったのです。

県内外の老若男女50人弱、山の宿舎での2泊3日とかなりハイレベルです。

 

山伏は山駆けが基本です。

その名の通り、山を駆け巡るのです。

白装束に着替え、頭に白い布を巻き、杖を持った私はとんでもない世界へ飛び込んだのでした。

 

12月

忙しい日々が続きました。

さすがに12月という感じです。

 

不確かな未来が怖くて、不満だらけのはずの現状を変えることが出来ません。

多くの人はそうなのだろうと思います。

現状維持の行きつく先は、何も維持できていないまま下がっていく未来なのです。

下りのエスカレーターを、私は必死に上がっていこうとしています。

少し疲れて休もうとすれば、結局スタート地点に下がって行ってしまうのです。

 

現状維持するにも、足を動かし続けなければいけないのです。

違う場所に行きたければ今よりもスピードを上げなければなりません。

焦って足を踏み外すこともあるのでしょう。

 

あきらめても、あきらめなくてもいい。

くさらずに次の一歩を踏み出すのです。

ミス

仕事が上手くいっていません。

仕事に慣れ始め、ミスが目立つようになりました。

接客で言っていいことと、言ってはいけないことの境目がわかりません。

 

今の社会は、親身になればなるほど、親切にすればするほど自分の時間や感情が削られていきます。

余計なことを言えば、結果的に自分の首を絞めることになります。

マニュアル的に接すれば冷たいと言われ、踏み込んでも私の収入には直結しないのです。

 

おそらく疲れもたまってきたのでしょう。

慣れてきた油断もあります。

 

自分の時間を取り戻そうと思います。